コロナ禍でのヨーロッパ渡航で知っておくべき、空港の様子と必要書類
私は、2021年10月2日に、羽田空港からスペインはマラガ空港に旅立ちました。
コロナ禍での空港での様子や、提出が必要だったものなど、コロナ前とは違う、現在渡航に必要な情報をお伝えします。
目次
羽田空港状況(飲食店・PCR検査)
飲食店
緊急事態宣言明けでしたが、 朝8時の第3ターミナルだったのもあって多くが閉まっていました。
私が朝食を食べた時間に空いていたのは、TULLY’S COFFEEとテイルウィンド、カフェカーディナルだけでした。
現在の羽田空港のそれぞれの飲食店営業時間は、以下のホームページからチェックできるのでぜひ訪れる際に確認してください!ご飯難民になります(笑)
レストラン&ショップ | 羽田空港旅客ターミナル (tokyo-haneda.com)
PCR検査ができる場所
まず注意として、基本的に羽田空港では唾液検査のみ行われています。
唾液検査は、たとえ陰性証明書をもらえたとしても、国によって正式なPCR検査結果として受理されない場合もありますのでご自身で渡航する国の条件をよくご確認ください。
- 第1ターミナル、第2ターミナル
木下グループ新型コロナPCR検査センターがあります。
ここは主に国内移動をされる方むけで、海外渡航時に必要となる、陰性証明書に値するものは発行できません。
- 第3ターミナル
1Fに、東邦大学羽田空港第3ターミナルクリニックがあります。
ここも唾液検査ではありますが、 検査から2時間から4時間で英文の陰性証明書を発行してくれます。
細かい場所等はこちらから確認できます。
新型コロナPCR検査 | サービス一覧 | サービス案内 | 羽田空港旅客ターミナル (tokyo-haneda.com)
チェックイン時必要だったもの
- アプリ SpTH (Spain Travel Health)
ワクチン接種証明書、診断証明書、または治癒証明書の情報を入力し、登録された情報をもとに documental control というQRコードが作成されます。アプリを通してそのQRコードを見せる必要がありました。
SpTHはスペイン用のものですが、同日にマルタに入国した友人は、別サイトで同様の情報を入力しQRコードが発行されたといっていました。ヨーロッパでは主流の方法なのかなと思います。
情報を入力するサイトは、チェックインカウンターで教えてもらえると思います。が、心配な方はあらかじめ大使館に確認しておくといいかもしれないです。(私の場合は学生ビザを受け取りに、スペイン大使館に訪れた際スタッフの方に伝えられました)
- フランス入国に関する誓約書(Engagement sur l’honneur)
パリ経由だったので、フランスに入国する際に必須だといわれて誓約書(Engagement sur l’honneur)をもらいました。これはチェックインカウンターでいただきました。
- パスポート、航空券
機内(提出書類・空席状況)
提出書類
機内で、CAの方から、コロナに関連する自身の情報を記載する紙が配られました。
ワクチン接種した日付や感染歴の有無などが項目にあり、書き終わったくらいのタイミングでCAの方が回収にきてくれました。(すべて英語でした)
提出しないと入国ができないと伝えられていましたが、同日にマルタへ渡航した友人は、提出し忘れたけど入国できたといっていたので100%必要ではないのかもしれないです。(笑)
もちろん、配られて記載するようにいわれたらそうするのがベストで、そうせずに入国できなかったとしてもなにも文句はいえませんが。
空席状況
日本→フランス行きの便は、あまり乗客は多くなく、
2・3・2人で別れたシート1列に、3人ずつくらい載ってるようなイメージでした。
私が2020年4月にインドネシアから帰国した際に比べると人は増えたかなという印象ですが、まだ席数にとてもゆとりがあったので、ゆったりと使うことが出来ました。
入国審査
入国手続きは、フランスで行いました。(EU圏内のトランジットありで、到着する場合、最初に到着した国で入国手続きを行うそうです)
提出書類
- SpTHアプリ内のQRコード(先ほどお伝えしたコロナ関連の情報を入力し、それがQRコードになったもの)
- パスポート
のみでした。
思ったよりコロナ前の入国とそんなに大差なかったです。
きかれたこと
これも特にありません。
コロナ禍での渡航は、さぞ色々なことをきかれるのだろうと覚悟していましたが、渡航目的すらも聞かれませんでした。(学生ビザをもっていたからかもしれないです)
ヨーロッパではすでに隔離がなく、ワクチン接種証明書や陰性証明書さえみせれば簡単に入国できる国が多いです。(スペインもその1つ)
だから旅行者もとても多く、空港内は人がとても多かったので、詳しく聞いていると時間が足りないのかもしれないですね。
マラガ空港(最終目的地)でしたこと
最初にお話した、SPTHアプリのQRを提示しました。そのあとは、荷物受け取りをして終わりました。
書類をみせることも、パスポートをみせることもなかったです。
国内移動をしたときの、着陸後と同じ流れでした。
EU加盟地の空港の、荷物受け取りで気を付けること
コロナとは関係ないですが、EU加盟地の空港で注意したほうがいいのは荷物の受け取り場所です。
空港によって違うと思いますが、マラガ空港では、荷物の受け取り場所が、たとえ同じ便を使ってきた人でも、EU圏内からきた人と、それ以外の人で違いました。
例えば、フランクフルトからマラガに到着した場合、EU圏内から来た人はこのフランクフルトと書かれたモニターのところで受け取ることができます。
しかし、下の黒い看板に書いてある通り、EU圏外から来た人はここではなく違うゲート(この場合31-34)に向かえと記載されています。
EU圏外の人の分は、ちがうベルトコンベア(荷物を受け取る、くるくるまわるもの)どころか、まったく別の部屋で固められていました。(下の画像参照)
空港全体の到着便と、それぞれの荷物受け取り場所が表示されるモニターには、基本的にEUの人向けの荷物受け取り場の番号しか表示されないので注意が必要です。
私は1時間くらい待ってやっと、その看板の存在に気づけました(笑)
ほかにも困っていそう方達がいたので、声をかけたら、みんな同じ状況で気づかずに待っていたみたいなので本当に要注意です(笑)
まとめ
空港での状況と、それぞれの場所であったコロナ前との違いはこんな感じです。
コロナ禍での渡航、ということで、様々な国に訪れてきた私も少し不安があったのですが、思ったよりコロナ前とも変わらず、ヨーロッパでは「コロナと生きる」生活が普及してきているのかなと感じました。
渡航を控えている方は不安があるかもしれませんが、意外と大丈夫なので、少しでもこの記事を読んで安心してくれたらいいなと思います。
もっと詳しく知りたい、聞きたいことがあったら気軽にコメントお願いします。
自分が覚えている範囲でお伝えできればと思います!
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