【留学を自己手配する方法・流れ】エージェントを利用せずに留学するには?
先日別記事にて、留学エージェントを利用するか迷っている方に向けて「留学エージェントのメリット・デメリット」をお伝えしました。
結果として、私のおすすめは留学エージェントを使うことなのですが、それでもやっぱりエージェントなしで語学留学をしたいという方に向けて、今回は「自分で留学を手配する方法」をお伝えします。
まず最初に、自分で留学を手配する際の流れをまとめておきます。
②学校を決める
③学校に問い合わせする
④渡航するうえで必要な書類を準備(ビザが必要ならビザも手配)
⑤航空券の手配
⑥保険の加入
⑦滞在先を手配
④~⑦にかけては同時進行で進めていきます。
※自己手配しようと思っている方へ
しつこいようですが
・「エージェントを使わなければ最安値で留学できる」は間違いであること
・ある程度の言語力がないと自己手配は難しいこと
を踏まえて決断をしてくださいね!
目次
国・地域を決める
まず、留学する国と地域を決めなくては始まりません。
・目標・目的
・気候
・地域の好み(人の数・雰囲気、地形など)
これらを自分の中で明確にして、あてはまる国や地域を絞っていきます。
私の場合、
簡単にいうとこんな感じで絞っていきました。
学校を決める
おおまかに地域を絞ったら、ここからは学校を探していきます。
方法を3つ紹介していきますね。
無料カウンセリングで質問する
いくら地域を絞っても、語学学校というのは本当にたくさんあります。
学びたい言語や英語で調べれるならまだしも、日本語で調べようと思っているなら、自分で調べることのできる語学学校の数は限りがありますし、雰囲気等もなかなか分かりません。
そこでおすすめなのが”エージェントの無料カウンセリングを利用すること”!
電話で語学学校(もしくは地域)に迷っていると伝えると、話を聞いたうえでいくつか学校を提案してくれます。
エージェントの方はたくさんの学校を知っているうえに、それぞれの学校の雰囲気や特色まで把握しています。
無料ですし、電話するだけなので、ぜひ相談して学校を決めてみてくださいね!
※あくまで「自己手配する方法」なので相談だけして終わり、手配は自分でしていきます。
Google mapの使用
2つ目の方法ではgoogle mapを使っていきます。
①ある程度地域を決めたら、googlemapでその地域を検索します
例:マラガ(スぺイン)で検索
②「language school」などで検索(ここは英語、もしくは現地の言語で検索しましょう)
こうすると、一覧になってでてきます。
ネットでひたすら検索するよりも、地域を絞ってその周辺の語学学校を探したほうが効率がいいです。
知り合いに相談する
また、同じ地域に留学した知り合いがいたら相談してみるのも手です。
学校の違う人同士で友達になっていたりすると、知り合いの学校や、知り合いの友人が通っていた学校を教えてもらえたりします。
評判なんかもわかりやすいのでこれもおすすめです。
学校に問い合わせする
学校を決めたらさっそくメールを送っていきます。
・留学期間
・コースの種類
・寮やホームステイ提供の確認
・質問
記載するのはだいたいこれくらいです。
メールのやりとりは基本的にどの学校も英語です(学ぶ予定の言語をある程度使えるならその言語でも大丈夫です)
最終的に、入学許可証や学校の詳細を記載した書類などをPDFや郵送で受け取ることになります。
必要書類を準備
留学の詳細が決まったら、渡航するうえで必要な書類を準備していきます。
特にビザが必要な場合は、かなり複雑なうえ準備するものが多いです。
ここで気を付けてほしいポイントが3つあります。
②申請や書類の発行が、特定の場所でしかできないものがあること
③手続きに時間がかかること
注意:国や期間によって必要書類が違う
そもそも、渡航期間や国によってビザが必要なかったり、その国独自の書類が必要だったりします。
また、現地でビザ申請する国も、日本で事前に取得する国もあります。
書類も行程も違うので、渡航する国の大使館のウェブサイトをしっかり確認してください。
注意:申請や書類の発行が、特定の場所でしかできないものがある
すべての書類がインターネットで気軽に申請できたり、発行できるわけではありません。
無犯罪証明書など、住民票のある県警でしか発行できない書類があったりします。
私は留学直前まで奄美大島に住んでおり、住民票を移していなかったので、何度も書類のために住民票のある愛知県に戻らなくてはなりませんでした。
ちなみにスペインの場合、東京でしかビザ申請・受け取りができなかったため、東京に2度訪れる必要もありました(オンラインでできたらなあ…)
そこらへんもしっかり考えて計画的に行動しましょう。(私は思いがけずお金が飛んでいきました…)
注意:手続きに時間がかかる
多くの書類が、申請してから発行されるまで時間がかかります。
「書類Aを得るために、書類Bが必要だけど思いがけずBの取得に手間取って、書類Aの期限に間に合わない!」なんてことがないように、期間にゆとりをもってはやめに行動していきましょう。
航空券の手配
エージェントを介しているわけではないので、もちろん航空券の手配も自分でします。
ビザの関係もあって、学校の始まる1・2日前に到着するように航空券を予約するのが一般的です。
これに関しては別記事で「格安航空券の取り方」「格安航空券をとる際の注意点」を紹介しているのでよかったらご覧ください。
保険の加入
「保険?なんのこと?」なんて思う方もいると思いますが、留学保険に入っておくことはかなり大事です。
保険に入っておくと、病気になっても医療費が高額にならなかったり、盗難や窃盗の被害にあっても補償されたりするからです。
特に海外では、病気になったり、なにか事故があって病院にかかった際、思っている以上に高額な医療費がとられたりします。
(私の友人は、アメリカで歯の治療をして、30万円かかったといっていました。)
保険に入る方法としては大きく分けてこの2つです。
・日本の保険に加入
大概の方は、簡単で安心な日本の保険に加入しますが、海外歴の長い方は現地の保険に入っている人もいます。(日本を出国してから入れる日本の保険はないからです)
私は日本の保険に入っていますが、何人かの友人は海外で保険に入っているのでまた後日そのことも記事にしますね。
滞在先の手配
滞在先としてだいたい3つの選択肢があります。
・ホームステイ
・アパート
それぞれ魅力が違うのでこれに関してもまた別記事でお話します(笑)
ちなみに現在、私はシェアハウスに2人で住んでいますが、近々引っ越しして別のピソ(スぺイン版のアパートのようなもの)に3人で住む予定です。
まとめ
以上が留学を自己手配するための一連の流れです。
自己手配すると、時間と手間がかかりますが決してできないわけではないですよね!
実際、私の友達も何人か、自己手配で語学留学しています。
留学準備を自分でしっかりすると、「留学を自分事としてとらえる」ことがしやすいのが一番のメリットかなあと思います。
今回はここまで。また何か質問があればコメントお願いしますね。
ではまた次回!
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